
よめる よめる もじの えほん (こくぼみゆき・作 しもだいらあきのり・絵 下山ワタル・デザイン あかね書房)
文字に初めて触れる就学前の幼児向けに、文字を身につけることで世界が広がっていく喜びを描いた絵本。鏡文字や似た形の文字、はねる音のばす音、ひらがな〜カタカナ、そして漢字など、いわゆる学習絵本とは違ったアプローチで、文字を読む喜びと驚きを伝えてくれる。
当初、「デザイン絵本」として編集者から持ち込まれた企画を、妻のこくぼさんが偶然見て興味を持ち、文章と構成を考えたものがそのまま絵本になり、彼女にとって初めての著作となった。
絵は、児童向け絵本は初めてだった友人の画家・イラストレーターのしもだいらあきのりさんに、直感を駆使して描いてもらった。絵・言葉ともに非常にユニークな絵本に仕上がった。現在でも個展会場などを中心にじわじわと売上を伸ばしている。
子どもたちにとっての時間をテーマにした、第2弾『わかる わかる じかんの えほん』も刊行された。



よめる よめる もじの えほん (こくぼみゆき・作 しもだいらあきのり・絵 下山ワタル・デザイン あかね書房) (2016年3月20日)
日の出と日の入り、気温や植物の変化など、自然が知らせてくれる時間。三度のごはんやおやつなど、毎日繰り返される生活習慣。時計やカレンダーによって伝えられるルールとしての時間にとどまらない、(子どもの心があるからこそ触れることのできる)多様でスケールの大きな「じかん」の姿を、ページをめくりながら一緒に体験していく絵本。前作『よめる よめる もじの えほん』と同じチームで制作したシリーズ第二弾。